カーボンスポークが使い物になるかの調査のため試験しました。
生のデータ置いておくんで参考になれば幸いです。
(なおメーカー様、代理店のJ.ROAD様から掲載許可はいただいております)
結果から行くと今回試験したカーボンスポークは正式採用難しいという結論です。
(11/21 rawDataのグラフの作り方おかしかったので更新。破断画像の追加)
カーボンスポーク破断強度調査_20241121
結果を受けてステンレスに組み替えたいかたおられましたら、費用無償で対応させていただきますのでご連絡ください。
以下、今回の試験結果に対してのメーカー様(代理店様)からの回答いただきました。
迅速なご対応ありがとうございました。
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結論としてはFH005及びFH015は軽量化に特化したスペックであることと、
生産過程が全て手作業であるため、これ以上のバラツキの改善と、
破断強度の向上(最低2400N程度)を担保することができないとのことです。
・ばらつきの改善
・破断強度の向上(最低2400N程度)
そこで上記破断強度(最低2400N程度)を担保できる製品としてFH002を推薦いたします。
FH002
重量:2.3g(270mmの場合)
仕様:ストレートスポーク、スポーク部分扁平(2.0mm×2.3mm)
長さ:237mm-307mmから選択可
両端素材:チタン合金
FH005よりも0.3g重いものの、強度は大きく向上しているとのことです。
また別の製品としてFH003を推薦いたします。
FH003
重量:2.6g(270mmの場合)
仕様:ストレートスポーク、スポーク部分扁平(1.5mm×2.8mm)
長さ:218mm-307mmから選択可
両端素材:チタン合金
FH005より0.6g重いですが、扁平になっています。
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ということで来月ぐらいにまた別のカーボンスポーク(FH002,FH003+α)の試験を実施予定です。