手持ちのスポークの引っ張り強度を調べたくなり調べてきました。
初めに言っておくと今回の試験ではサンプル数や測定値足りてないので後日改めて計測する予定です。
本ページでは試験場所や試験構成、生データのみ測定値のみ掲載して詳細な結果や考察については別途載せるようにしたいと思います。
試験場所
場所は東京都立産業技術研究センター 城東支所です。
家に引張試験をできるような設備は無いのでtwitterで相談したところ
フォロワー様に教えていただきました。この場を借りて感謝申し上げます。
このセンターでは、各種設備の利用や実験の依頼が可能となっています。
私は個人で2時間利用して6,000円程度でしたが、中小企業名義で利用すると大体半額になるようです。
実験構成
島津製作所製の精密万能試験機を使用しました。
スポークはすべてストレートプルで以下のように固定しました。
試験開始すると試験機が上方向に引っ張ってくれます。
試験では引っ張る際の力(N/m)と引張量(ストローク[mm])を記録しています。
ニップルの長さは14mmです。
余ってたスポーク使ったので、スポーク長そろってないです。
結果
生データ付きでアップしておきます。同一条件で2回ずつ測定してみました。
spoke_rawdata
①CX-RAY+DTブラス
②CX-RAY+DTアルミ
③CX-RAY+SAPIMアルミ
④CX-RAY+SAPIMアルミ(SecureLock黒)
⑤CX-RAY+SAPIMアルミ(SecureLock銀)
⑥CX-RAY+PillarMV14
⑦CX-RAY+Pillarアルミ
⑨チタンスポーク+SAPIMアルミ
⑩チタンスポーク+DTブラス
⑪カーボンスポーク(Deerobust-Round)+DTブラス
⑫カーボンスポーク(Deerobust-Round)+SAPIMアルミ
⑬カーボンスポーク(CarbonBeam)+DTブラス